死にたくなったら聴く音楽
感情をうまく出せる人、私は心底うらやましい。
どこに置き忘れてきたのか、気が付いたときには怒ることが出来ません。
怒りをぶつける手段も分かりません。
「どうやってストレスを発散しますか?」とカウンセラーに聞かれると
とても返答に困ってしまいます。敢えて言うなら
「泣くこと」そう答えることにしています。
泣くこと、私にとってそれは「死にたい気分に襲われた瞬間」でもあります。
「性別」という解決に近づけない悩みに常に塗りつぶされていて、
例えば包丁を持ち手首を見たとき、高い建物から地上を見下ろしたとき、
それに「髪を切れ!」と言われたとき、
泣くことのスイッチがその日の内に入ってしまいます。
溜まった感情があふれてしまうのです。
実は今晩しこたま泣いた後で、これを書いているのですが
(この雑文は毎日の自分を整理するためで、何か高らかに報告したり見せつけたりして いるつもりは、私の中にはほぼ無いと思ってください)
こういうとき、音楽が聴きたくなってしまいます。
だからといって「お前は悪くないよ」や「頑張れよ」なんていうお節介はうんざり。
どうせなら突き放すところまで突き放されて、絶望を再確認する
そういう状況に置かれるのも必要なのかなと、思います。
例えば Nina Simone - Little girl blue - YouTube のような歌に。
髪を人並みに伸ばしたいのです。
両親の圧力に負け、髪を切るたび、感情を出せない私が憎い。