自分の時間を取る
図書館勤務7日目にして、係長さんや他の方から
「もうすでにベテランみたいな雰囲気」と言われてしまっています。
本人からしてみれば書店員だった「過去の遺産」を引っ張り出し、
それをうまく組み替えているに過ぎないのですが、
いつかボロがでてしまうんだろうなと、それだけが目下心配なのです。
心配というより、ただただ怖いといった感じ。
今は仕事を覚えることで精一杯。
自分の時間はなかなか取れていませんが、
「あ、今日も頑張ったかもしれない」というのを一つでも感じて眠れるのは、
パニック症状に苦しみはじめる以前の状態に戻りつつ、
よりプリミティブでシンプルな感情にシフト出来ているのかなと思ったり。
自分の時間は取れないと言いつつ、例えばこの雑記を書くこと、
例えば本を少しでも読むことは出来ています。
先週から読み始めた今回の直木賞作品は昨日読了。
途中の映画絡みの章はなかなかに読みずらかったものの、
最後まで読めば、これはラブストーリーだったんだ、と良い読書でした。