フラットしすぎて
体調の揺れはどうしようもありませんけれど、
感情の揺れがフラットなのは、喜ぶべきこと。
その、いま落ち着いている場所ってあなたのどの辺りなの?と聞かれたら、それは
自分の納得できる位置では決して無いと、どうしてだか断言できてしまいます。
そういう生活が気が付いた頃から当たり前だからかもしれないけれど、
例えば表情一つ、声色一つ、自分の気持ちのいいところが続けば、
それだけで、その日の私の経験値が上がる気がします。
そうすると身体も相乗効果のように胸やシコリがジン、と痛んだり、
ドライヤーで乾かした髪がツヤツヤしてしまって、
それだけでやっぱり嬉しくなる、飛び上がってしまうほど。
「やっぱり私は、女に近いんだ」そう思ってしまう。
言ってしまえば、私は欲張り。
性別の一つも見極める、確固たる自信も無いくせに、
ただの気分だけで一日一日を過ごしているから。
不意に恩師に遭って声をかけられ、それが何もかも見透かされたように見えて
(けれど恩師にはそんな気持ちはさらさら無いのに)
そんなので喜んでいるんじゃないよ!と叱られた気分に落ちてしまっています。
これといって進歩のない一日。
「真面目だよねーすごい頑張ってるし」と返された、今日一日。
いえいえ、手持無沙汰が私は怖いだけ。
何もしていないと思われるのが、痛いだけ。
フラットなんて…なんにも考えていない証拠だろ?