今朝の体調、少し思ったこと

性別迷子(MtX)でパニック障害持ちの図書館職員。逃げ出したカウンセリングを今年中に再開したいです。早く男から離れたーい!

そういう風に見える

どうにもこうにも手が、それも右手だけが震えてしまいます。

 

「それって腱鞘炎ですかぁ?」

一つ下の同僚Sさん(ショートで長身の美人さん)が聞いてきました。

「私がスポーツでもしそうに見えます?」

「うーん見えませんねぇ」

「あれです、書痙みたいなのです。私、パニック持ちなんで」

 

少しばかり「パニック持ち」なんていう単語に引け目を持っているけれど、

別に知られたくない、そういうのは持っていないので、

あくまで軽く、さりげなく、伝えるようにしています。

 

「ええーそうなんですか、じゃあ何か起きたら、蹴りでも入れてあげますか?」

「えっ、怖っ!」

「冗談ですよぉ」

ひょろりとしたSさんが傾き気味にしながら笑うと、

「でも、そういう風に見えてましたからぁ」

と付け加えたので、え?そんな風に見えてるの自分?と気になってしまいました。

 

笑顔が少ないのかしら、表情が単調なのかもしれないし、

声も時折詰まったり、くぐもったりするから、そんなのひっくるめて、

そういう風に=神経質とか心配症とかの雰囲気をしているのだろうな。

でも簡単には治らない、意識したらしたで、すぐにバランスを悪くしてしまう。

経験がそこそこあるにも関わらず、接客業が未だに分からなくなってしまうのです。

 

それでも、バーコードスキャナを持ち、手を震わせてなんとかやっております。

自分自身に毎回、幻滅しながら。