今朝の体調、少し思ったこと

性別迷子(MtX)でパニック障害持ちの図書館職員。逃げ出したカウンセリングを今年中に再開したいです。早く男から離れたーい!

薬の量、戻りました

先週、図書館で初めて過呼吸を起こして倒れました。

 

手足が痺れて、呼吸が乱れて、本棚の脇に寄りかかり…

その後気が付いたときには休憩室の部屋に寝かされていて、

涙でぐじゃぐじゃになった(過呼吸の時は大抵泣いてしまう)視界に、

同僚職員と、それと館長副館長、そしてヘルメットを付けた救急隊員数名。

 

…やってしまいました。人生で三回救急車を呼んだのは、ここに寝ているオカマです。

うち二回は運ばれています。

 

過呼吸の場合、呼吸を整えれば数分~数十分で収まるのですが、

私の場合、今回「ひきつけ」を起こしていた、との事でした。

皆さん、過呼吸が収まった頃にソレを見てしまったのようで

「コイツはヤバいんじゃないか?」と驚き呼んだみたいでした。

特に身体の異常はなく、(私が拒否したので)救急車に乗りませんでした。

 

仕事を再開してから四か月目に入りますが、

そして本人はそこまでストレスを感じていないのですが、問題は

見えないストレスを感じていて、それが気づかない内に蓄積されている、という事。

私自身、怒るという感情が欠如していて、

(それについて話すと長いので、その内書くかもしれません)

そして笑うことは、一種「怒り」の裏返しのようにも感じています。

純粋な笑いもあれば、苦笑いに愛想笑い、

それに何かを隠すための笑い、ため込んだ何かを吐き出すための笑い、

いろいろあるのかなと思います。

 

泣くことも増えつつあります。

一人になった時は特にボロッと涙を落としますし、布団の中に入ると自然と涙を流す、

そういうのがここ数か月多いのです。

そしてどうしたら止まるのか、その術を忘れているのか、持ち合わせていないのか、

私自身よく分からなくなってしまいます。

 

かかりつけの心療内科の先生も心配してくれて、

「どうする?薬の量、戻してみようか?」と聞いてくれました。

ふさふさした眉毛の先生は、むやみに薬を出したがらないのですが、

代わりに沢山お話を聞いてくれます。泣きじゃくる私を待ってくれます。

最近、段階的に量を減らしていたので、もしかしたらそれが裏目に出たかもしれない、

そう先生は推測しているようです。

 

薬の量は、結局戻りました。

安定剤と抗うつ剤。それと今は蕁麻疹の薬に、三種類のホルモン剤

いちいち薬を出すのも、飲み干すのも面倒な日常です。

そして朝起きた時の胃のムカつき、あれが再びなのです。

 

「そろそろ、東京のクリニック、再開したらどうかな?」

心療内科の先生はこうも言っていました。

それに「僕にはジェンダーの治療は出来ない」とも以前言っていましたし。

 

こんなにも不安定な理由は本人も分かっています。

だから先生には、もう完全に見抜かれていますね。

けれどそうはっきり言われてしまうと、怖い部分が沢山あります。

 

ちょっとした一言で居場所も人間関係も、

跡形もなく消えてしまいかねない、不安定な足元の生活。

けれど私は、ホントに微々たるものですが、前よりも進んでいるつもりです。

何とか三十手前で蹴りをつけたい。