トラウマ、と言いたくはないけれど
父の酒癖の悪さは天下一品で、
喚く、怒る、キレる、泣く、吐く、行方不明になるetc
と、呆れてしまう行動ばかりです。
先週、酔った父が絡んできて
「お前の髪型は一体なんだ!」とか「お前の働きたい意欲が感じられん!」など
散々ぶちまけられ、キレてしまった私は
「酔っぱらった時しか、そういう事言えない小心者に言われたくない!」と
手元にあったバスタオルを投げました。
「言っても分からないなら殴り合いだな!」と父に腕を掴まれたとき
何か苦しいのが蘇ってきて、錯乱してしまい泣きながら外に逃げました。
中学の時、いじめっ子しか居ない環境下の塾に通っていて、
終わると彼らはアレコレ言いながら私を囲みました。
驚かす目的で抱きついてきたり、転ばせるとかそういうのも平気でしてきました。
そして彼らのアレは大概勃っていたんですよね、暗くてもわかるくらいに。
それがいたく気持ち悪くて。押し付けられたりしていました。
何回泣いたり、気を失ったか数えられません。
その瞬間の目の回り方と、視界の暗転、ゆがみ、今も思い出せてしまう。
勤めている時も、酔っ払いに絡まれたり、ネームを引っ張られたり、
恫喝されたり、本を投げつけられたり(月刊の文藝春秋で痣ができました)
そういうのが日常として存在していて、
その度気分が悪くなり、呼吸が乱れました。
「どうして野蛮なアンタらと同じ性別なの?」と思い続けていました。
身体の変化(胸が出たり、性欲がなかったり)も中学の時ですので、
それもあって私は「男から離れたい」と思い続けているのかなと。
けれど父は、私に「長男としての何か」を求めているのだと思います。
パソコンを打つ左腕を見ると、父の手形の跡が少し残ってます。
うまく父の顔が見れません。