デヴィッドさんに会いにいく
伯父と伯母に会いに、久しぶりに遠出をしました。
運転の才能がほとんど無い(アクセルとブレーキが分からくなってしまう)ので
父は運転手、母は助手席に。私は後部座席に座るだけです。
小柄な伯母は相変わらずパワフルに働いていました。
私の母はなかなかに変わった人なのですが、伯母はそれ以上。
けれど家族環境が複雑怪奇なので(私が理解できない程にこじれ、ねじれた状況)
気丈じゃなきゃやっていけない!という感じが時折するのですが。
他の親戚と違い、伯母は
「お前は結婚しなくても大丈夫。そのうち一緒に暮らそうか?」と
今もよく言っております。
やはり長男というのは、否応なしに就職→結婚→子供を作るといった
そういう役目を担っていて、しかし何一つ成し遂げられない私がいます。
その中で、結婚しなくてもいいというのは、私の存在を認めてくれていると
そう感じるのです。
(一緒に暮らそうは、恐らく介護資格のある私を狙っている発言なのでは?)
私は伯母を「デヴィッドさん」と呼んでおります。
伸ばしていた髪をバッサリと切り、白髪交じりから金髪に変身したのを見て、
デヴィッド・ボウイのLowみたいだ!と冗談で言ったのがきっかけです。
最近では、親戚からも愛称のように呼ばれているみたいです。
「何とでも呼んで!」と笑う伯母は、やっぱりカッコいい。