今朝の体調、少し思ったこと

性別迷子(MtX)でパニック障害持ちの図書館職員。逃げ出したカウンセリングを今年中に再開したいです。早く男から離れたーい!

カミングアウトは時間がかかる

録画していたNHKの「バリバラ」を見ました。

今回のテーマは「カミングアウト その後」

 

実際、性別の事を友人や同僚に素直に打ち明けた時、

「なんだか、そんな感じがしてた」とか

「悩んでいることがあったら、相談して!」と、

好意的に受け取ってもらえることができたのは、私にとって良かったこと。

ネガティブ要素が強い私ですが、就職してから弾けてしまい、

「隠すこと、もう疲れた」と言動の端々に見せていたからかもしれません。

 

とはいえ、私がその時、そのカミングアウトの重さを知っていたかというと、

そう思っていなかったでしょう、恥ずかしながら。

とにかくあの瞬間は自分が「ただ軽くなりたい!」としか考えておらず、

吐き出すことで、体内の折り重なったものを

一枚いちまい取り出していただけに過ぎなかったと、思います。

 

「カミングアウトした後が大事」というのを、私は忘れていたようです。

実際、家族へカミングアウトした後、そこから何一つ進展していません。

私が「反対、批判されたから」その後の対応を放置してしまっているからです。

今風に言えば説明責任を果たしていない、そんな感じでしょうか。

 

本当はこの放送を一緒に両親と見たかったのですが、それすら躊躇ってしまう私。

そうして、薄々それに気が付いているけれど、聞けない両親。

もう少し強い心を持って、粘り強く「私のこと」を話すことが必要だなと思いました。