今朝の体調、少し思ったこと

性別迷子(MtX)でパニック障害持ちの図書館職員。逃げ出したカウンセリングを今年中に再開したいです。早く男から離れたーい!

ブラジャーを買ってもらった話

三か月も空いてしまいましたが、それとなく元気に過ごしています。

魔の言葉「大丈夫だよ」を連発していますが。

(それを使っていいのはCCSのさくらちゃんだけだ!と言われています…)

 

一か月前にとうとう髪を切ってしまいました。

やはり伸び切った髪は受けが悪いとか、みっともないとか散々言われて、

予約した後にメソメソと泣いてしまった私がいました。

変化もありました。

「絶対短くは切りたくないんです!何がなんでも嫌なんです!」と言い、

何とか無難な髪形へと落ち着きました。

脇も後ろ髪も見事なまでに揃った、ショートボブ。

それから親戚に言われたのは「昔の歌手みたいだね」という一言。

スーツにショートボブは似合いません(因みに結婚式でした)

ショーツとキャミソールをスーツで隠すのもしっくりきません。

終始不機嫌を通しました。

 

さて、最近の大きな出来事と言えば、ブラジャーを買ってもらった話。

自称「Bに近いAカップ、時々大きさにムラがある」胸です。

彼と険悪な雰囲気のまま遠出をして、けれどちゃんと仲直りをしたのですが

「このままじゃ収まらないんで、プレゼントさせて下さい」と

連れていかれたのは下着屋さんでした。

 

え、え、どうするの?と手を引っ張られ店内に、開口一番彼は

「胸のサイズを測ってもらってもいいですか?」と店員さんに話しかけていました。

そこからは、あれよあれよという間に個室へ通され、測りました。

店員さんは少し不思議そうな顔をしていたので(私は一応女性モード)

すいません、男なんです…と顔を真っ赤にして伝えました。

「今まで測ったことは無かったんですか?」

「いや…一度、自分で測ったんですけれど…」測ってもらえるんですか?

「稀に、そういうお客様見えますので、測定は致します」

(稀に見える…こんな田舎でもいるんだなぁ…と)

 

結果…Cカップでした。えーCカップなの?未だに信じられません。

 

それから彼はアレが可愛い、コレも着せたいと、目をキラキラさせて

けれど今のサイズが分かったことだから無難なのが良い、と慌てて伝えると、

派手さのない、けれども引き締まった黒のセットを選んでくれました。

 

「もし、合わなかった場合は教えてくださいね」と店員さんから言われ、

「また、来てみます」と、店に入った時に比べると、恥ずかしさは薄れていました。

 

今、その日にあった事をつらつらと書いているのですが、

帰り道、街灯がチラホラとしかない夜を、紙袋を提げて歩いていて、

結構ウキウキしていたのを思い出しています。

一年前には勇気が無かった事が、今出来ているということも。

彼の頼もしさに感謝、改めてありがとうって伝えないと、と思います。